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隠れて見えてなかった顔の部分が全部見えてしまって余計にキスがしやすくなるこの状況
心の中でガッツポーズをする私は控えめに言って変態だろう
JK「··········」
チュ···
「··········っ」
一瞬ではあったけど自分の唇をオッパのそれに口付けた
それだけでたまらなく幸せを感じる
ゆっくり顔を上げてもう一度オッパの寝顔を堪能しようとした瞬間一気に身体が固まった
だって寝ているはずのオッパの口角が少しだけ上がっていたから
「っ···」
JK「·····もう終わり?」
ゆっくり目を開けて私を捉えたオッパが放った一言に起きていたんだとプチパニック
ど···どどどうしよう
まさか起きてるなんて思わないじゃん
って言うかいつから起きてたのっ···?
オロオロとする私を静かに見つめるオッパに泣きそうになったとき
グイッ···
不意に腕を伸ばしたオッパに私の後頭部を引き寄せられた
あっ···と思ったときには
今度はオッパの唇が私のそれに重なっていた
チュ···チュ···チュウ···
「·····っ···ん·····オッパ·····」
静まり返るリビングにリップ音が響いてて
それがオッパとのキスなんだと思うと胸がきゅーって締め付けられる
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作者名:ぷ | 作成日時:2024年3月27日 12時